名作「エクソシスト」を超えた！？実話悪魔祓い映画

今回紹介する作品は、多くの方がさほどご存じないかと思います。

NY心霊捜査官

主演エリック・バナ

パイレーツ・オブ・カリビアンの制作陣と監督スコット・デリクソンによる悪魔祓いと刑事物の融合ホラー映画！

おそらく日本では、劇場公開はなくレンタルで突然現れたと思います。
元NY市警巡査部長が体験した実話というのが怖い。

主人公のラルフ・サーキ刑事は、ある奇妙な事件の捜査に携わり次第に自分にしか聞こえない・見えない存在を感じていく。
次第に分かるこの事件が悪霊によるものだと・・・
そしてラルフは自分の霊感と神父のジョー・メンドーサと共に事件の謎に挑む。

刑事物と言ってもドンパチはなく、どちらかと言うとエクソシストのような雰囲気に似ている。
ただ今作は、どうすれば面白くかっこいい映画になるかを監督共々理解しているのが非常に伝ってくる。
前半は事件に挑むポリス・ストーリー、後半は悪魔祓いのオカルトモノへと自然に変わっていく流れが良い。

正直、これまで見た悪魔関連の作品で一番出来がいいかもしれない。
とにかくビジュアルでも飽きさせない。

主人公が腕のたつ刑事で、神父もかっこよく、娘や奥さんも可愛くキレイな人で、心理としてもストーリーでしっかりと視聴者を釘付けにしてくれる。

一見B級映画のようにも感じるが、監督の他の作品を見るとエミリー・ローズやイーサン・ホークのフッテージなどホラー界でも有名な方でした。

これはオカルト好きホラー好きにオススメしたい作品です。