デンゼル・ワシントンが魅せる静と動
16年間、米軍で対テロ活動と称した暗殺を繰り返していたジョン。
そのせいで酒に溺れてしまう。
そんな彼に友人の紹介で、ボディガードの仕事がくる。
少女ピタのボディガードだ。
ジョンは、日に日にピタの元気に力をもらい、酒を絶ち小さいながら幸せを手に入れる。
しかしある時、ピタが誘拐犯に拉致され、ジョンは数発撃たれ意識を失う。
ジョンが目を覚まさない間に警察によりピタと身代金の交換計画が実行されるも何者かに邪魔され計画は失敗に終わる。
ジョンが目覚めた時には、ピタは殺されていると聞き、ジョンの復讐劇が始まる。
1人1人追い詰めることにより誘拐グループには、悪徳警官やまさかの父親までグルだったのが分かっていく。
さらに誘拐グループのボス、ヴォイスという男まで追い詰める。
果たしてジョンは、ピタのため彼らを撃退できるのか!?
さらには最後の最後には、「実は…」という真実が!?
デンゼル・ワシントンが魅せる静と動。
上映時間は約2時間半あり、初めの1時間は静かにジョンとピタとの愛くるしい距離感が縮まっていくのを表現。
中盤ではジョンはやられ、大切なピタが居なくなるという転落を表現。
後半はジョンにより激しくも徐々に追い詰める復讐劇が。
リーアン・ニーソンのような荒々しい復讐劇ではないのですが、デンゼル・ワシントンだからこその悲しくも静かに進む復讐劇は見所。またダコタ・ファニングが可愛いのなんの。
子供好きには是非とも観て泣いて怒って感情を荒ぶってほしいですね。(笑)
ちなみに本当は、MAN ON FIREというタイトルなので、邦題のマイボディガードにはあまり執着しなくてもいいかも。